「イエベ向け」と書かれたリップを選んだのに、つけてみると何か違う。
そもそも自分のパーソナルカラーがわからないまま、服やコスメを選んでいませんか?
実は、肌の色だけでイエベ・ブルベを決めることはできません。
この記事では、パーソナルカラーの基本と、自分がより素敵に見える服やリップの選び方を紹介します。
読み終える頃には、「何タイプかわからないから選べない」と立ち止まらず、今の自分に似合う色を探しながら、服やコスメを楽しく選べるようになります。
その「イエベ・ブルベ」の判断、思い込みかも?

肌が黄色っぽいからイエベ、色白だからブルベ?
鏡を見て「肌に黄みがあるから、私はイエベ」と思ったことはありませんか?
反対に、色白だからブルベだと思っている方もいるかもしれません。
私も、きちんと診断してもらうまでは、ずっと自分はイエベだと思っていました。
ところが、診断結果はブルベ夏。自分で思っていたタイプとは違ったのです。
日本パーソナルカラー協会も、肌の色だけでパーソナルカラーは決められないと説明しています。
(参考元:www.p-color.jp)
「私はイエベだから」と決めつけて、試していなかった色はありませんか?
その中に、自分の魅力を引き出す色があるかもしれません。
LIPSの診断では、イエベ春とブルベ夏で6割近く

出典:LIPS labo「LIPS月間トレンド賞・2025年1月」
ほかの人はどのタイプが多いのか、気になる方もいるのではないでしょうか。
LIPSによると、2024年には約120万人がパーソナルカラー診断を利用。
その1stカラーの結果は、イエベ春とブルベ夏を合わせて6割近くを占めていました。
これはLIPSで診断した人の結果で、日本人全体の割合を示すものではありません。
自分がどのタイプかは、肌の色や周囲に多いタイプだけで決めず、実際に似合う色を確かめてみましょう。
診断結果と違う色は似合わない?
「ブルベだから、オレンジや黄色は似合わない」と、色の名前だけで選択肢から外していませんか?
同じオレンジや黄色でも、色みや明るさ、鮮やかさによって印象は変わります。

ブルベの方にも似合う色があるため、ひとまとめに苦手と決める必要はありません。
気になる色があれば、実際に顔の近くに当てて、自分がどう見えるか確かめてみましょう。
「似合わない」と思い込んでいた色が、魅力を引き出してくれるかもしれません。
今さら聞けないパーソナルカラーの基本
パーソナルカラーは、自分と調和する色を探すヒント
パーソナルカラーとは、肌・目・髪色など、その人が持つ色と調和する色のことです。
顔の近くに色を当てたとき、肌や顔全体の見え方がどう変わるかを確かめながら探します。
パーソナルカラーを知ると、自分の魅力を引き立てる服やメイクの色を選べます。

「人気のリップなのにしっくりこない」
「この服だと顔が疲れて見える」
そんな迷いを減らす手がかりにもなるのです。
たとえば、「ピンクは可愛いけれど、私には似合わない」と思って、手に取った服やリップを戻したことはありませんか?
同じピンクでも、やわらかな色や鮮やかな色では、身につけたときの印象が変わります。



「このピンクなら、私も素敵に見える」
色みを変えるとしっくりくることがあります。
大切なのは、春・夏・秋・冬の名前を覚えることより、自分の魅力を引き立てる色の特徴を知ること。
「今日、なんだか素敵だね」と声をかけられることも。
鏡を見るのがうれしくなると、おしゃれはもっと楽しくなります。
イエベ・ブルベと春夏秋冬はどう違う?


暖かみを感じる色は「ウォームトーン」のイエベ、冷たさを感じる色は「クールトーン」のブルベ。
さらに、明るさや鮮やかさなどの特徴によって、春・夏・秋・冬の4タイプに分けて考えます。



「イエベ向けと書いてあったのに、私にはしっくりこない」
そんな経験があっても、すぐに自分のタイプを疑わなくて大丈夫です。
同じイエベでも、春と秋では得意な色の特徴が違います。
「イエベだからこれ」と選ぶところから、「この色の私、いい感じ」と思える色選びへ。
上の図をヒントに、顔が明るく見えたり、目元が引き立ったりする色を探してみましょう。
何タイプかわからないとき、最初に確かめること
「私は何タイプ?」と鏡を見ても、自分では判断しにくいものです。
まずは髪や瞳、肌の色を眺めながら、自分にどんな特徴があるのか確かめてみましょう。
肌の色だけで決めず、顔全体の印象を見る
チェックするのは、自毛の色・瞳の色・肌色・頬の色・指先の赤みの5項目。
髪を染めている方は、染める前の色を思い出してみてください。
複数に当てはまっても、無理に一つに絞らなくて大丈夫。
実際に色を合わせたときの顔映りも見ながら、「この色の私、好きだな」と思える一色を探していきましょう。
イエベ春|明るく軽やかな色が得意


明るいブラウンの髪や瞳、ピーチ系の頬の色などが、特徴の目安になります。
コーラルピンクや明るいイエローなど、軽やかな色を顔の近くに。
「いつもより表情まで明るく見える」と感じる色を探してみましょう。
ブルベ夏|やわらかく涼しげな色が得意


ソフトな印象の髪や瞳、ピンク系の頬の色などが、特徴の目安になります。
やわらかなピンクやラベンダー、淡いブルーなどを試してみてください。
鮮やかな色では落ち着かなかった方も、淡い色なら心地よく楽しめるかもしれません。
イエベ秋|深みのある落ち着いた色が得意


深いブラウンの髪や瞳、オレンジやブラウン寄りの頬の色などが、特徴の目安になります。
テラコッタやオリーブ、キャメルなど、深みのある色に注目してみましょう。
「地味になりそう」と避けていた色が、大人の魅力を引き立ててくれることもあります。
ブルベ冬|鮮やかではっきりした色が得意


黒に近い髪や瞳、白目と黒目のコントラストがはっきりした目元などが、特徴の目安になります。
青みのある鮮やかなピンクやロイヤルブルー、白と黒の配色などを試してみてください。
服の存在感に負けず、顔立ちが引き立つと感じたら、色選びのヒントになります。
手持ちの服やリップで、似合う色を確かめる
気になるタイプが見つかったら、まずはクローゼットやポーチの中を見てみましょう。
新しく買い足す前に、手持ちの服やリップでも色の違いを楽しめます。
服は顔の近くに当て、リップは一色ずつ試してみてください。
直射日光を避けた自然光の入る場所で、同じ鏡や照明を使うと見比べやすくなります。
見るのは、色そのものよりも、その色を身につけた自分がどう見えるか。
顔が明るく見える、目元が引き立つ、色ばかりが目立つなど、小さな違いに目を向けましょう。
「この色、意外と似合うかも!」そんな発見が一つあるだけでも、次の服やコスメを選ぶ楽しみが増えます。
イエベ・ブルベだけじゃない?「ニュートラル」とは
黄みにも青みにも偏らない、中間の色を「ニュートラル」と呼びます。
黄みの強い色も、青みの強い色もしっくりこない人は、その中間の色が似合う場合もあります。
ただし、「どちらかわからない=ニュートラル」とは限りません。
まずは手持ちの服やリップで、色みや明るさを変えながら比べてみましょう。
大切なのは、自分に似合う色の特徴を知ること。
「この色なら顔が明るく見える」
「このリップはなじむ」
そんな発見が増えると、服やコスメをもっと楽しみながら選べます。
診断結果を「着てはいけない色」のリストにしない
診断を受けたり、セルフチェックを試したりしたあと、
「今まで好きだった色は似合わないのかな」
と、がっかりすることがあります。
けれど、診断結果はおしゃれの許可証ではありません。
気に入っている服を着たときの自分が好きなら、その気持ちまで手放す必要はないのです。
顔まわりに置くと違和感のある色でも、バッグやボトムスなど、取り入れる場所を変える方法があります。
好きな色と自分らしさを残しながら、似合う色の知識を使っていきましょう。
「似合う」と「好き」の両方を色選びに生かす
以前の私は、黒い服ばかり選んでいました。
最近は、年齢に関係なくベビーピンクの洋服を着ることが増えています。
「この色が好き」という気持ちに、「私に似合う」という自信が加わると、新しい色にも手が伸びやすくなります。
「もうこの年齢だから」と遠慮していた色も、楽しめるようになるのです。
好きな色を着て、鏡に映る自分に気分が上がる。
似合う色を知ることは、服選びの迷いを減らすだけでなく、着てみたかった服を楽しむきっかけにもなります。
今の自分に似合う色で、おしゃれを楽しむ
昔の色がしっくりこないなら、今の自分で見直す



「以前はよく着ていた服なのに、鏡で見ると最近は何か違う」
そんな経験はありませんか?
年齢を重ねて肌や髪の印象が変化すると、以前よりしっくりくる色や、好んで選ぶ色が変わることもあります。
昔のお気に入りに違和感があっても、おしゃれを楽しむ気持ちまで手放さなくて大丈夫です。
今の自分に似合う色を取り入れながら、なりたいイメージに近づけます。
大切なのは、昔の診断結果や服選びを無理に守り続けないこと。
「今の私なら、どんな色が素敵に見えるだろう?」
そんな気持ちで、これまで選ばなかった色も鏡の前で合わせてみてください。
新しいお気に入りが、これからのおしゃれをもっと楽しくしてくれます。
まとめ|タイプがわからなくても、色選びは始められる


パーソナルカラーは、自分の魅力を引き立てる色を見つけ、毎日の服やメイク選びに生かすためのヒントです。
この記事の大切なポイントです。
肌の色だけでイエベ・ブルベを決めない
4タイプは、似合う色の傾向を知る目安
チェック表は、自分の特徴に気づくきっかけ
イエベ・ブルベの中間にある「ニュートラル」が似合う人も
診断結果に縛られず、「似合う」と「好き」の両方を大切に
昔の色がしっくりこないときは、今の自分で見直す。
「この色の私、いい感じ」そう思える一色が見つかると、新しい服やメイクにも挑戦しやすくなります。
まずは気になる服やリップを、鏡の前で合わせてみてください。
年齢に遠慮せず、今の自分が輝く色を楽しんでいきましょう。
