2025年が終わりに近づき、「来年こそはもっと理想の自分で生きたい」と感じている方も多いのではないでしょうか。
しかし現実は忙しさに流され、気づけば毎日が同じことの繰り返し…。
本当の望みに向かって動く時間が取れないまま、一年があっという間に過ぎてしまいます。
そんな“時間の迷い”を抜け出す鍵になるのが、フランクリン式の手帳術です。
これは単なるスケジュール管理ではなく、“価値観から人生を設計し、行動を変え、理想を現実に引き寄せる”ための科学的メソッド。
この記事では、40代女性が来年こそ人生を大きく動かすためのフランクリン式 × 引き寄せ × 美容マインドをわかりやすくお届けします。
2026年は、あなたが“理想の自分で生きる一年”にしていきましょう。
フランクリン式とは?|“価値観から人生をデザインする”手帳術

フランクリン式(フランクリン・プランナー)とは、アメリカ建国の父・ベンジャミン・フランクリンの人生哲学をベースに、「7つの習慣」の原則から体系化された “人生を整えるための手帳術” です。
一般的な手帳が「やることや予定を書く」だとすれば、フランクリン式は “あなたがどう生きたいか” を形にするための設計図。
最大の特徴は、
“未来の理想から逆算して、今日の行動を決める”という考え方。
これこそが他の手帳術とは圧倒的に違う点です。
たとえば、

「2026年は自信と余裕のある私でいたい」
「美容と仕事の両方が整った一年にしたい」
そう願うなら、フランクリン式ではそれを
ゴール(理想)→ 年間目標 → 月間 → 週間 → 今日の行動
という階段に落とし込みます。
つまり、
「未来の理想の私なら 今日どんな選択をする?」という視点でスケジュールを作るのです。
なぜ40代女性にフランクリン式が刺さるのか?
40代は人生の優先順位が複雑になりがちです。
- 仕事
- 家庭
- 健康と美容
- 恋愛・パートナーシップ
- 将来の不安
多くの女性が、「本当に大事なことほど後回しになってしまう」という悩みに直面しています。
フランクリン式は、この迷いを“価値観の可視化”で解決します。
だから、「忙しいのに何も変わらない」と感じていた日々が、「少しずつ理想に近づいている」という実感に変わり始めるのです。
引き寄せの力とも相性が抜群で、“意識が先・現実が後” を実際の行動レベルに落とし込めるのがフランクリン式。
2026年を「人生が動き出す年」にしたいなら、最も効果的な手帳術と言えます。
フランクリン式の3本柱|価値観・役割・時間の使い方で人生は決まる


フランクリン式が「人生が本当に動き出す手帳術」と言われる理由は、とてもシンプルです。
それは、人の行動と成果は「価値観・役割・時間の使い方」で100%決まるという原則に基づいているから。
この3つがバラバラなままでは、どれだけ努力しても空回りしてしまいます。
逆に、この3本柱が一直線に整った瞬間、人生は驚くほどスムーズに動き出します。
① 価値観を明確にする|憧れの人があなたの“本音”を教えてくれる
フランクリン式の最初のステップは、価値観を明確にすることです。
たとえば、
「私は何を大切にして生きたいのか?」
「人生において重要で、優先的であると信じているもの」
「この人生の中で本当に達成したいこと」
ここで役立つのが、「憧れの人から、自分の価値観を探る」という方法。
- あの人の生き方が素敵
- あの人の雰囲気に惹かれる
- あの人みたいに年齢を重ねたい
そう感じる相手がいるなら、そこにあなたの本音の価値観が隠れています。
そこから、たとえば「健康・美・自由・愛・成長・豊かさ」などを書き出し、必ず“優先順位”をつけます。
この順位こそが、あなたの「迷わない人生の軸」になります。
② 役割ごとに理想像を描く|40代女性は“複数の顔”を生きている
私たちはひとつの役割だけで生きているわけではありません。
- 娘としての自分
- 職場での自分
- 趣味の仲間といる自分
- 母としての自分
- 日本人としての自分
フランクリン式では、これらの役割リストができたら、その対象とする人達はあなたに何をして欲しいと考えているか、またあなたは対象とする人達に何を貢献できるのか考えます。
対象とする人とは、たとえばあなたの役割が「娘」なら対象者は「母」、「経営者」なら「従業員」に。
あなたが役割を果たしていると感じられる理想の姿を想像しながら目標を書きます。
役割を整理して書き出すことは、「自分が何を考えて将来本当は何をやりたいか」理解するための手がかりになります。
明確になると、脳は自然と「じゃあ今日、何をすればそこに近づくの?」と理想の自分になる行動を生み出し始めます。
③ 時間管理のマトリックスで行動を選ぶ|人生が変わるのは“第2領域”


フランクリン式で最重要なのが、「時間管理のマトリックス(4つの領域)」です。
私たちは普段「緊急」なことに多くの時間を使っていて「重要」という概念を持たない人が多い。
4つの領域を詳しくみていきましょう。
第1領域:重要 × 緊急
締め切り、危機、トラブル、体調不良など「今すぐ対応が必要なこと」。
第2領域:重要 × 緊急ではない
美容・健康・学び・人間関係・将来の準備など、人生を長期的に豊かにすること。
人生が本当に変わるのは、この“第2領域”です。
第3領域:重要ではない × 緊急
他人の都合、断らなくてもいい用事、なんとなくの対応。
第4領域:重要でも緊急でもない
ダラダラスマホ、目的のないSNS、無意識の時間消費、息抜き。
多くの人は第1領域で問題に追われ疲れ果て → 第4領域で度の過ぎた息抜きで1日が終わってしまいます。
一方、人生を変える人は違います。
第3、第4領域の時間を→第2領域に配分し直し“第2領域を先にスケジュールへ入れる”。
そして、第2領域を充実させて→第1領域の活動を減らしていく。
これがフランクリン式最大のポイントです。
「余命1年ならどう生きる?」が人生と時間の使い方を一瞬で変える


もしあなたの余命が「あと1年」だとしたら、今と同じ時間の使い方をするでしょうか?
ほとんどの人は、この質問をされた瞬間に「本当に大切なもの」だけが、心に浮かびます。
- 本当は誰と一緒にいたいのか
- 本当はどんな自分で生きたいのか
- 何を後悔したまま終わりたくないのか
この問いは、フランクリン式でも使われる人生の優先順位を一瞬で整えるための最強の質問です。
私たちは普段、「忙しいから」「今は無理だから」「いつかやろう」と、本当に大切なことを後回しにしがちです。
でも、余命1年と聞いた瞬間にわかります。
後回しにしていたことこそが、本当は“最優先”だったということを。
たとえば――



美しく在りたい、健康でいたい、自分を好きでいたい。
愛されたい、挑戦したい、本当の自分で生きたい。
それらはすべて、「今すぐやらなくても困らない“第2領域”」に入っていることがほとんどです。
だからこそフランクリン式は、この第2領域を“人生のど真ん中”に戻すための手帳術なのです。
余命1年なら、あなたはきっとこう思うはずです。
・もっと自分を大切にすればよかった
・もっと美しく生きたかった
・もっと本音で生きればよかった
ならば、今その生き方を選べばいい、1年後の後悔を、今日の選択で消していく。
それが、フランクリン式の生き方であり、2026年の理想を本気で引き寄せるためのスタート地点です。
理想を行動に変えるために必要な3つの力


計画を現実に変えるために必要なものは、次の3つだと言われています。
- 知識(やり方を知っている)
- スキル(実際にできる力)
- 決意(やると覚悟を決める心)
この中で、最も重要なのが 「決意」 です。
どれだけ学んでも、どれだけ情報を集めても、「私はこの人生を生きる」と決めなければ、現実は動きません。
決意とは、「いつか変わりたい」ではなく、「私はこう生きる」と自分に約束すること。
この「強い決意」をした瞬間から、理想の人生は動き始めます。
一週間のスケジュールと“毎日15分”のプランニングが理想を現実に変える


理想の人生は、一夜で完成するものではありません。
でも変化は、いつも「今日のたった15分の計画」から始まります。
フランクリン式では、
- まず【一週間のスケジュール】を立てる
- そこに【第2領域(美容・成長・健康)】を先に入れる
- 毎日【15分のプランニング】理想に近づく行動を入れる
さらに大切なのが、タスクには優先順位を付けて、スケジュールには必ず「始まり」と「終わり」を決めること。
計画したタスクが終わったら「☑️」チェックを必ず入れる。
タスクの優先順位は「緊急性」よりも「重要度が高い」ものから書き出していきましょう。
この小さな達成感の積み重ねが、自己効力感を育て、「私、ちゃんと理想に近づいている」という感覚を脳に刻みます。
未来の理想を“先に”書くと現実が変わる


フランクリン式の「未来から逆算する」という考え方に、私流としてぜひ取り入れてほしいのが “未来日記” です。
やり方はとてもシンプル。「1年後の理想の自分が、すでにその人生を生きている前提」で、現在形で書くだけ。
たとえば──
脳は現実とイメージの区別があまり得意ではありません。
そのため、「もうそうなっている私」を毎日目にすることで、潜在意識が自然とその未来に合う選択・行動を取り始めます。
これが、「書く → 行動が変わる → 現実が動く」という流れです。
ここでよく「波動」「周波数」という言葉が使われますが、これは簡単に言えば「どんな思考・感情の状態で日々を選択しているか」ということ。
理想の自分を先に設定すると、選ぶ言葉・使う時間・触れる情報・人間関係まで、すべてが少しずつ変わっていきます。
未来日記は、引き寄せとフランクリン式を“現実の行動レベル”でつなぐ最強の橋渡しになります。
ちなみに私は2025年の目標とした「資格をとる」「ブログを始める」を達成できました!
新しい年のスタートには実現したいことを、叶った言葉で書き出して未来を先取りしましょう。
まとめ|手帳は、未来のあなたと今のあなたをつなぐ架け橋


理想の人生は、願うだけでは近づいてきません。
けれど、価値観を明確にし、役割を描き、第2領域の時間を意識して行動に落とし込めば、未来は確実に動き始めます。
フランクリン式の手帳術は、あなたの「いつか変わりたい」を「今日から変わる」へと変える実践の道具です。
さらに未来日記や毎日の15分のプランニングが、行動と自己信頼を育ててくれます。
フランクリン・プランナーの土台「7つの習慣」
- 主体的である
→ 人生は「環境」ではなく「自分の選択」で決まる。 - 終わりを思い描くことから始める
→ 未来の理想を先に決めて、今の行動を選ぶ。 - 最優先事項を優先する
→ 本当に大切なこと(第2領域)を先に生きる。 - Win-Winを考える
→ 自分も相手も幸せになる選択をする。 - まず理解に徹する
→ 話す前に「聴く」ことで信頼が生まれる。 - 相乗効果を発揮する
→ 一人より、誰かと組む方が未来は大きくなる。 - 刃を研ぐ
→ 心・体・知識・人間関係を日々整え続ける。
この7つが、フランクリン・プランナーの行動設計の土台です✨
2026年の理想は、今日の一行から始まります。あなたの手で、理想の人生を迎えにいきましょう。








