「ビタミンC美容液ってよく聞くけれど、結局何にいいの?」
そんなふうに感じたことはありませんか?
40代になると、毛穴やキメの乱れ、乾燥によるくすみ、日焼けによるシミなど、複数の悩みが重なりやすくなります。
そこで注目されやすいのが、ビタミンC誘導体美容液です。
一方で、
「乾燥しやすいって本当?」
「高濃度の方がいいの?」
「種類が多くて違いが分からない」
と迷う人も少なくありません。
今回は、ビタミンC誘導体とはどんな成分なのか、普通のビタミンCとの違いや、40代が美容液を選ぶときのポイントを分かりやすく解説します。
ビタミンC誘導体とは?普通のビタミンCとの違い

ビタミンC誘導体とはビタミンCを使いやすくした成分
ビタミンC誘導体とは、ビタミンCをより使いやすくした成分のことです。
ビタミンCは、美容成分として広く知られていますが、そのままの状態では空気や光の影響を受けやすく、不安定になりやすいという特徴があります。
また、肌になじみにくいこともあり、化粧品に配合するには工夫が必要でした。
そこで作られたのが、ビタミンC誘導体です。
ビタミンCに別の成分を組み合わせることで、安定性や使いやすさを高めたものがビタミンC誘導体と呼ばれています。
現在は、多くの美容液や化粧水に配合されており、毛穴まわりのざらつきやキメの乱れ、日焼けによるシミ予防など、さまざまな肌悩みをサポートしてくれる成分で注目されています。
✔ 日やけによるシミ・そばかすを防ぐケアをサポートする
✔ 肌をなめらかに整え、キメを整える
✔ 肌にハリを与えるケアをサポートする
✔ 紫外線などによる乾燥ダメージから肌を守るサポートをする
✔ 毛穴まわりの肌を引き締め、なめらかな印象へ導く
✔ 肌をすこやかに保ち、皮脂によるベタつきが気になる人にも選ばれている
✔ 乾燥によるくすみが気になる肌を、明るい印象へ整える
普通のビタミンCとの違い

ビタミンC誘導体を理解するためには、まず「普通のビタミンC」との違いを知っておくことが大切です。
ビタミンC誘導体は、ビタミンCを安定しやすくした成分で、美容液や化粧水にも配合しやすくなっています。
そのため現在のスキンケアでは、ビタミンCそのものより、ビタミンC誘導体が使われている製品を見かけることが多くなっています。
どちらが優れているというより、
・安定性
・使いやすさ
・肌との相性
を考えて選ばれているのが大きな違いです。
ビタミンC誘導体は4種類!自分に合うタイプを選ぼう

ビタミンC誘導体にはさまざまな種類がありますが、大きく分けると
の4つがあります。
簡単にいうと、「どんな使用感で、どんな肌タイプに向いているか」の違いです。
それぞれ特徴が異なるため、「どれが一番良い」というより、自分の肌悩みや使い心地に合ったタイプを選ぶことが大切です。
専門用語は難しく感じますが、自分に合うタイプを知っておくだけで美容液選びはグッと簡単になります。
水溶性即効型
水になじみやすく、さっぱりとした使用感が特徴です。
✔ さっぱり使いたい
✔ 朝のスキンケアで使いたい
✔ ベタつきが苦手
という人におすすめです。
VCエチル
・3-O-エチルアスコルビン酸(医薬部外品)
・アスコルビルエチル(化粧品)
APM
・リン酸L-アスコルビルマグネシウム(医薬部外品)
・リン酸アスコルビルMg(化粧品)
APS
・リン酸L-アスコルビルナトリウム(医薬部外品)
・アスコルビルリン酸Na(化粧品)
水溶性持続型
水になじみやすく、肌の中でゆっくりビタミンCへ変化するとされているタイプです。
✔ 毎日続けたい
✔ やさしい使い心地が好き
✔ゆっくりケアしたい
という人に向いています。
AA-2G
・L-アスコルビン酸2-グルコシド(医薬部外品)
・アスコルビルグルコシド(化粧品)
油溶性
油になじみやすく、しっとりとした使用感が特徴です。
✔ 乾燥しやすい
✔ 保湿感も欲しい
✔ しっとりした使用感が好き
という人にも取り入れやすいです。
VC-IP
・テトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビル(医薬部外品)
・テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(化粧品)
両親媒性
水と油の両方になじみやすいタイプです。
✔ 初めてビタミンC誘導体を使う
✔ 毛穴も乾燥も気になる
✔ どれを選べばいいか迷っている
という人に選ばれやすいです。
APPS
・パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na
ファンコスC-IS
・イソステアリルアスコルビルリン酸2Na
GO-VC
・カプリリル2-グリセリルアスコルビン酸
EPC
・dl-αトコフェロール2-L-アスコルビン酸リン酸ジエステルカリウム塩(医薬部外品)
・(アスコルビル/トコフェリル)リン酸K(化粧品)
もちろん、「この種類なら絶対に良い」というわけではありません。
▪ 保湿成分
▪ テクスチャー
▪ 肌との相性
によって使い心地は大きく変わります。
40代のスキンケアでは、一番強い成分を選ぶことよりも、自分の肌に合い、無理なく続けられるタイプを選ぶことが大切です。
ビタミンC誘導体美容液はどんな人に向いている?
毛穴やキメの乱れが気になる人
ビタミンC誘導体美容液は、毛穴まわりのざらつきやキメの乱れが気になる人から人気のある成分です。
40代になると、

・毛穴が以前より目立つ気がする
・ファンデーションが毛穴に入りやすい
・肌がなめらかに見えにくくなった
と感じることもあります。
もちろん、毛穴悩みの原因はひとつではありません。
ただ、肌のキメを整えるケアを意識したいときに、ビタミンC誘導体美容液を取り入れる人は少なくありません。
乾燥によるくすみや透明感不足が気になる人



・なんとなく顔色が冴えない
・疲れて見える気がする
そんなときは、乾燥によって肌がくすんだ印象に見えていることもあります。
ビタミンC誘導体は、肌をなめらかに整えながら、明るい印象の肌を目指したい人からも注目されている成分です。
特に、
・乾燥によるくすみが気になる
・透明感のある印象を目指したい
・朝のスキンケアを見直したい
という人に取り入れられることがあります。
日焼けによるシミ・そばかすを防ぎたい人



最近、シミが増えた気がする…
ビタミンC誘導体は、日焼けによるシミ・そばかすを防ぐ目的で配合されることも多く、美白*ケアを取り入れたい人から人気の成分です。
また、紫外線による乾燥が気になる人にも選ばれています。
ただし、ビタミンC誘導体だけで紫外線対策ができるわけではありません。
日中は日焼け止めを併用しながら、毎日のスキンケアに取り入れることが大切です。
※美白とは、メラニンの生成を抑え日焼けによるシミ・そばかすを防ぐこと
朝のスキンケアに美容液を取り入れたい人
ビタミンC誘導体美容液は、朝のスキンケアで使うことをおすすめします。
理由は、紫外線を浴びる前にビタミンCを皮膚へ塗布することについて報告されている研究があるためです。
よって、朝の洗顔後にビタミンC誘導体美容液を使い、
美容液
↓
保湿
↓
日焼け止め
という流れがおすすめです。
朝のスキンケアにプラスしやすい美容液を探している人にも、ビタミンC誘導体は選択肢のひとつになります。
ビタミンC誘導体を使うときに知っておきたいこと


乾燥しやすい人は「保湿」と「続けやすさ」を意識する



ビタミンC誘導体は乾燥するって聞いたけど、本当?
そんな疑問を持つ人は少なくありません。
実際には、ビタミンC誘導体そのものが乾燥の原因になるとは一概にはいえません。
さっぱりした処方や高濃度の美容液、レチノールや角質ケア成分との併用など、処方や使い方によって乾燥を感じることがあります。
ビタミンC誘導体を使う日は、保湿ケアも意識することが大切です。
保湿力の高い化粧水やセラミド美容液、クリームなどを組み合わせることで、肌を守りながら取り入れやすくなります。
美容液は何を選べばいいか?について詳しく知りたい人は、こちら↓の記事も参考にしてください。


レチノールと一緒に使っても大丈夫?
基本的には、ビタミンC誘導体とレチノールは併用できます。
ビタミンC誘導体とレチノールは、それぞれ特徴の異なる美容成分です。
組み合わせてスキンケアに取り入れられることも多く、お互いの役割を活かしたケアとして注目されています。
ただし、どちらも人気の美容成分のため、人によっては乾燥や刺激を感じることも。
初めて併用する場合は肌の様子を見ながら取り入れると安心です。
一般的には、朝はビタミンC誘導体、夜はレチノールというように時間帯を分けて使う方法も取り入れられています。
同じタイミングで使う場合は、保湿ケアもあわせて行い、肌の状態に合わせて無理なく続けましょう。
レチノールについて詳しく知りたい人は、こちら↓の記事も参考にしてください。




ビタミンC誘導体はどの順番で使う?
ビタミンC誘導体を使う順番は、基本的には軽いテクスチャーから重いテクスチャーへ重ねると考えると分かりやすくなります。
一般的な順番は、
また、レチノールを併用する場合も、化粧水や美容液などの軽いアイテムを先に、乳液やクリームなどの重いアイテムを後に使うことが基本です。
商品の処方によって推奨される使い方は異なるため、迷ったときは各商品の使用方法も確認しましょう。
まとめ|ビタミンC誘導体美容液は「続けやすさ」で選ぼう


ビタミンC誘導体美容液は、毛穴やキメ、日焼けによるシミ予防を意識したい人から注目されている美容成分です。
✔ ビタミンC誘導体は、ビタミンCを安定しやすくした成分
✔ 毛穴まわりのざらつきやキメが気になる人に選ばれることが多い
✔ 日焼けによるシミ・そばかすを防ぐケアを意識したい人にも取り入れられている
✔ 「ビタミンC誘導体=乾燥する」ではなく、処方や使い方によって感じ方は異なる
✔ 水溶性・油溶性・両親媒性など種類があり、肌悩みに合わせて選ぶことが大切
✔ 高濃度だけではなく、使い心地や続けやすさも美容液選びのポイント
乾燥しやすいと感じるときは、保湿ケアとのバランスも意識しましょう。
乾燥が気になる人は、セラミド美容液で肌のうるおいを保ちやすい状態を意識する方法もありますので、あわせて参考にしてみてください。








